プレス回避(3-1のケブラ、リターンからの直接ロングシュート)

ハイプレスの回避で、ロングシュートが決まるという珍しいケース。

府中アスレティックの自陣からのキックイン。3-1の形(後ろ3枚と、ピヴォ1枚という意味)からのスタートだ。

フウガドールすみだのハイプレス(高い位置からのディフェンスの寄せ)を回避する形として、府中アスレは3-1を形成。

後ろ3枚はキッカーに5番 皆本 晃選手、真ん中に6番 関 尚登選手、右に21番 柴田 祐輔選手だ。

右:21番 柴田選手の動き

斜めに抜ける動きからケブラ(くの字に折れる動き)でキッカーに対して斜めのパスコース(サポート)に入る。
柴田選手に対するすみだのマーカーは、はじめは内にしぼっている。(「しぼる」とはこの場合、裏を取られないように、ある程度距離を保っていつでも寄せられる準備をしている状態。)が、いざ柴田選手にパスが出た場合は強く寄せる。柴田選手はワントラップで皆本選手にリターン。

真ん中:6番 関選手の動き

関選手は柴田選手の抜けたスペースにバックステップ、もう一つのパスコースを作る。ちなみにこの時の確実に安全なパスコースはゴレイロだ。

ケブラにパスが出たとき、自分のマーカーがボールを見た瞬間に裏のスペースにダッシュ。この時恐らくピヴォは左サイドにずれて、右サイドのスペースを空けているはずだ。

キッカー:5番 皆本選手のゴール

ハイプレスの時にケブラに対して強く当たるチームは、ゴレイロがカバーリングの意識が高く、前にポジショニングしている場合が多い。理由は、裏のスペースが空くからだ。逆に言えば、ゴレイロのカバーが無いチームは、守備戦術にマンツーマンのハイプレスは選択できない。

すみだのプレスとゴレイロのポジショニングの特徴を掴んでいる皆本選手は、意表をついた直接シュートのチャンスを常に狙っていたに違いない。

それにしても見事だ。
すみだの勇気あるハイプレスと、府中のプレス回避戦術、そして皆本選手の機転と技術が生んだ、素晴らしいゴールだった。



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